　何だか久しぶりのコンクールにドキドキと胸が鳴ります。今回は、観客席から生徒さんの演奏を聴くことができました。

幼児の部と小学生の部。

当教室からは3人の生徒さんが出場されました。

2年間通われている子、まだ5ヶ月目の子、経験は違えど舞台に立てばシビアで公平な評価を受けます。

審査員や観衆は演者の詳細など知り得ないので、目の前で演奏されるものが全てです。本当に厳しい世界ですね。

　演奏を聴きながら心地よく思う部分と、まだまだ伸び代があるなと思う部分をそれぞれ感じながらじっくり聴く時間は贅沢なものです。

他の出場者の演奏も聴いて、学ぶことも多く大変有意義な時間になりました。

3人とも、今の彼らが出来る精一杯の演奏を出し切ることが出来たと思います。

　目の前の課題に満足する事なく、何度も何度も終わりの見えない練習を繰り返し頑張った子も、マンションでピアノを弾くのに制限がある中、ヘッドフォンをつけて練習を頑張った子も、色んな環境下で一生懸命取り組み、その甲斐あって本番は皆んな堂々と良い演奏でした。

素晴らしい演奏を聴かせてくれてありがとう。先生は皆さんを誇りに思います。

でもまだまだこれからです。君たちはもっともっと上手になると私は確信していますので、気合を入れて頑張ってくださいね。

　今日で今回のコンクールは終わりましたが、音楽の学びが終了するわけではありません。今日をまた新たな始まりの日だと思いながら、次を見据えて頑張って参りましょう。

2024.03